【速報】米国6月小売売上高|予想0.2%→実績0.6%、経済回復の兆し?

2025年7月17日 – ワシントン

指標&予想対比

指標予想実績
小売売上高(前月比)+0.2%+0.6%
コア小売売上高(自動車・ガソリン等除く)+0.1%+0.5%

6月は5月の前月▲0.9%の落ち込みを受けて見直され、予想を上回る改善を記録しました ()。

FRB(連邦準備制度)の反応と利下げ見通し

強い小売売上高はインフレ圧力の高まりを示唆し、FRBは今月の利下げを見送りとの見方が強まりました。実際、主要金利は現状の4.25~4.50%を維持する見通しです 。

一方で、Fed関係者の間には利下げに前向きな姿勢もあり、ガバナーのWaller氏は「経済減速を踏まえ、次回会合で利下げを」の意向を公言

出典:bloombergより

個人消費と経済全体への波及効果

  • 自動車・パーツは前月比+1.2%。ただし、単価上昇の影響が大きく、実質販売数は横ばい傾向 ()。
  • 飲食・サービス業も+0.6%と改善。外食支出は景気拡大のバロメータと言われています 。
  • マテリアルや衣料も堅調な伸びを記録。特に衣料品は+0.9%と健闘 。

ただし、家具・家電などでは価格上昇の影響で販売数がやや鈍化 。

出典:Reuters

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投資市場の反応

この結果を受け、米株価指数は上昇。ダウ、S&P500、ナスダックともに最高値更新。特に消費株や半導体関連が好調でした 。

しかし、強いインフレサインを背景にFRBが利下げを急がない姿勢を見せたことで、金融株はやや軟化しました。

【Check Point!】見通しと懸念点

個人消費は回復傾向

雇用統計も堅調で消費を下支え。景気回復の流れが継続しています。

インフレ圧力はなお強く

価格高騰がモノの消費に影を落とし、FRBの利下げ判断に慎重姿勢。

投資家はイベント連動の動きに注目

特に7月末の利上げ見通し、そして8月の追加関税の発表で市場は敏感に反応する可能性あり。

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執筆:マルクス・デイヴィッド・スタイン

M'sインベストメント投資情報局

ワールドニュース担当