ディスラプターズ(6538)—2Q決算分析と想定株価・分析シナリオ

ディスラプターズの画像

2025年11月13日に発表されたディスラプターズ(6538)の2026年3月期第2四半期(2Q)決算は、売上・利益ともに大きく伸びた好決算と言える内容でした。一方で、通期計画との関係や下期の減益見込みなど、「数字だけ見ると良さそうだけど、実際どう評価すればいいの?」と迷いやすいポイントも含んでいます。

【記事のPoint!】個人投資家の目線

①事業内容の整理

②2Q決算の要点

③マーケティング事業とDX事業の詳細

④PER・PBRから見た株価レンジと想定株価900円の根拠

⑤押し目戦略・リスクチェック

「ディスラプターズの株をどの価格帯で狙うべきか?」「900円まで持つイメージは現実的か?」という疑問を持っている方は、参考にしてみてください。

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ディスラプターズ(6538)とは?—事業構造をざっくり整理

ディスラプターズは、もともと求人情報サイトなどHR(人材)領域に強みを持つ企業ですが、現在は「マーケティング事業」「DX事業」の2事業を柱に展開しています。両方に共通しているキーワードは「デジタル×集客×データ」です。

マーケティング事業では、転職・アルバイト・派遣などの求人情報サイト、若年層向け人材紹介、不動産賃貸情報サイトなどを運営し、求職者や部屋探しユーザーを集客して、企業側に送客することで収益を上げるモデルです。掲載課金だけでなく、成果報酬型の仕組みも取り入れており、「成果が出たら課金される」スタイルのサービスも増えています。

DX事業では、契約マネジメントシステム「ContractS CLM」やオンライン面接ツール、営業支援SaaSなどを展開しています。紙・PDF・電子契約などさまざまな契約データを一元管理し、契約の作成〜レビュー〜締結〜管理までを効率化するのが狙いです。いわゆる「法務DX」「バックオフィスDX」の文脈で語られる領域です。

まとめると、ディスラプターズは「人材・不動産の集客&マッチング」と「企業の業務DX」を組み合わせた、複数ドメインのデータプラットフォーム企業を目指している、とイメージすると分かりやすいです。

2026年3月期2Q決算のハイライト—数字だけサクッとチェック

まずは今回発表された2Q(2025年4月〜9月)の主要数値を、表で分かりやすくまとめました。

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項目数値前年同期比
売上高2,538百万円+20.6%
営業利益357百万円+136.0%
経常利益354百万円+135.3%
純利益235百万円+257.7%
通期経常利益 進捗率71.4%
配当(年間予想)7円(記念配含む)

売上は2桁成長、利益はすべて2倍超の伸びを記録し、特に純利益は+257.7%と大幅な増加となりました。 これは収益性が大きく改善していることを示しています。また、通期経常利益の71.4%を上期で達成しており、会社計画に対する進捗も良好です。

ただし会社予想では、下期(3Q〜4Q)は経常減益の見通しとなっています。保守的なのか、実際に伸びが鈍る可能性があるのか、今後の決算で注視すべきポイントです。

マーケティング事業—売上の約8割を稼ぐ「本丸」

ディスラプターズの収益の中心となるマーケティング事業の2Q累計データを表にまとめました。

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項目数値前年同期比 / 構成比
売上高1,957百万円+32.1%
セグメント利益352百万円大幅増益
売上構成比全体の約77%メイン事業

マーケティング事業は、求人メディア・人材紹介・不動産賃貸情報サイトなど複数のプラットフォームが まんべんなく成長している点が特徴です。特に注目すべきは、他社との連携による アライアンス・マーケティングです。

これは、他社の求人サービスでマッチしなかった求職者を自社サービスへ送客したり、 複数のメディアを横断してユーザーを適切なサービスに誘導したりする仕組みで、 データを回転させて取りこぼしを減らすモデルです。

このモデルが機能すると、広告費の効率が上がり、1人あたりの獲得単価(CPA)を下げつつ 顧客のLTV(生涯価値)を高められるため、企業側・ディスラプターズ側の双方にメリットが生まれます。 結果として「長期的な出稿」「追加出稿」に繋がりやすく、収益が安定しやすくなります。

まとめると、ディスラプターズのマーケティング事業は

「人材×不動産の巨大市場を土台に、データ回転で収益効率を上げる構造」

を持っており、成長株として市場から高く評価されやすいビジネスモデルと言えます。

DX事業—黒字転換した「第二の柱候補」

次にDX事業です。こちらは売上規模こそマーケティング事業より小さいものの、今後の成長ドライバーとして期待されているセグメントです。2Q累計の数字は以下の通りです。

2Q累計数

  • 売上高:580百万円(前年同期比 △6.8%)
  • セグメント利益:5百万円(前年は赤字 → 黒字転換)

売上はやや減少している一方で、赤字だった前年から黒字転換を果たしており、「まずは利益体質にする」というフェーズを一歩進めた形です。プロダクトとしては、契約ライフサイクルを一元管理できる「ContractS CLM」、オンライン面接ツール、営業支援SaaSなどがあります。

電子契約・契約管理の市場は、クラウドサインやGMOサイン、DocuSign、各種契約管理SaaSなどライバルが非常に多いレッドオーシャンです。その中でディスラプターズは、契約の管理だけでなく、Salesforceなどとの連携機能や、AIを用いた契約条文の解析・抽出といった差別化要素を打ち出しています。

現時点では、DX事業は「急成長でグイグイ売上を伸ばしている」というより、「赤字を止め、これから成長フェーズへ移行できるかを試されている段階」と見るのが現実的です。ここで売上成長が再加速するようなら、市場からの評価(PER)は一段上がってくる可能性があります。

PER・PBRから見る株価レンジ450〜1200円—「900円ターゲット」の根拠

ここからが、多くの個人投資家が気になる「株価はどこまで見ていいのか?」という部分です。この記事では、一つの考え方として株価レンジを450〜1200円、その中央値として900円前後を目標水準とするシナリオを採用しています。

通期の会社計画や2Q時点の利益水準から、EPS(1株あたり利益)はおおよそ30〜36円のレンジに収まりそうだと仮定します。このEPSに対してPER(株価収益率)をかけると、理論的な株価の目安が見えてきます。

想定PEREPS 30〜36円ベースの株価目安
15倍450〜540円
20倍600〜720円
25倍750〜900円
30倍900〜1,080円

ディスラプターズは、売上成長率2桁、利益成長率はさらに高く、DX事業も黒字化してきた中小型グロース寄り銘柄です。このタイプの銘柄に対して、市場は一般的にPER20〜25倍程度の評価を与えることが多く、テーマ性や期待感が高まるとPER30倍超まで買われることも珍しくありません。

シナリオ別—PER,価格水準

  • 悲観シナリオ:PER15倍 → 450〜540円
  • 中立〜やや強気:PER20〜25倍 → 600〜900円
  • 強気シナリオ:PER30倍 → 900〜1,080円


設定した「450〜1200円レンジで、アベレージ900円を狙う」という見立ては、このレンジとほぼ重なっており、数字の裏付けとしても十分に合理的です。

特に900円前後は、EPS30〜36円に対してPER25〜30倍に相当するゾーンです。マーケティング事業の高成長が続き、DX事業も黒字を維持しながら徐々に売上を伸ばしていくなら、十分「到達し得る評価帯」と言ってよいでしょう。

PBR(株価純資産倍率)で見ても、成長性のある中小型株に対して1.5〜4倍というレンジ自体は特別高すぎるものではなく、業績トレンドとテクノロジー寄りの事業内容を考慮すると、最大4倍程度まで市場が織り込む局面があっても不思議ではありません。

ディスラプターズを評価できるポジティブ材料

投資判断をするうえで、ディスラプターズを「買い候補に入れてもよい」と考えられるポイントを整理しておきます。

ポジティブ材料

  • 上期の進捗率が71.4%と高く、通期計画の達成確度が高い
  • マーケティング事業が売上・利益ともに高成長で、収益の柱がはっきりしている
  • DX事業が黒字転換し、グループ全体の利益体質が改善方向にある
  • 人材・不動産・契約管理など、長期トレンドに乗る領域でビジネスを展開している
  • 成果報酬型+データ活用により、スケーラビリティのあるビジネスモデルを構築できるポテンシャルがある

これらはすべて、「単発で良い決算が出ただけ」ではなく、ビジネスモデルとしての強みやストック性につながる要素です。中長期で株を保有する場合、このような「ビジネスの質」に関わる要因は非常に重要になります。

注意したいリスク—今後のチェックポイント

一方で、ディスラプターズには当然ながらリスクも存在します。ポジティブ材料だけでなく、以下のようなポイントもしっかり頭に入れておきましょう。

Check Point!

  • 下期減益見込み:会社計画上、下期(3Q・4Q)は前年同期比で経常減益の見通しです。単なる保守的予想であればよいのですが、もし実態として伸び悩みが出てくるなら、株価の上値を抑える要因になり得ます。
  • 競合環境の厳しさ:求人は大手転職サイトや求人ボックス、不動産は大手ポータル、電子契約・契約管理はクラウドサインや他社SaaSなど、どの領域も強力な競合がひしめいています。差別化・ポジショニングが中途半端になると、価格競争やシェア争いに巻き込まれるリスクがあります。
  • DX事業の成長性:黒字化はポジティブですが、売上自体は一時的に減速しています。ここから再び2桁成長に乗せられるかどうかで、中長期の評価(PERレンジ)が大きく変わってくる可能性があります。
  • 景気敏感度:人材採用市場や不動産市況は景気によって振れやすく、不況局面では広告費・採用費の削減が起こりやすい領域です。その影響をどこまで吸収できるかは未知数です。
  • 株価ボラティリティ:中小型のグロース寄り銘柄は、決算やニュース、相場全体の地合いによって短期的に大きく上下に振れることがあります。想定以上の下落に冷静に対応できるかどうか、自分のリスク許容度も事前に確認しておく必要があります。

今後は、四半期決算ごとに「マーケティング事業の成長ペース」と「DX事業の売上成長+黒字維持」の2点を重点的にチェックし、ストーリーが崩れていないかを確認していくことが重要です。

押し目・利確の考え方—900円を軸にした投資戦略イメージ

ここでは、あくまで一つの考え方として、株価レンジ450〜1200円・目標900円という前提に基づいた投資戦略のイメージを整理しておきます。

まず、現状の業績トレンドとビジネスの質を踏まえると、 PER20倍前後(おおよそ600〜700円台)は「押し目候補ゾーン」として意識しやすい水準です。このあたりで一度に大きく買うのではなく、 600円台前半、600円台後半〜700円付近
といった形で分割エントリーすることで、リスクを分散することができます。

一方、900円前後はPER25〜30倍ゾーンに相当し、短期〜中期で見ると「いったん評価が行き届いた水準」と見なすことができます。このゾーンに近づいてきたら、段階的な利確戦略も考えられます。

利確戦略

  • 一部ポジションを利益確定してリスクを落とす
  • 残りのポジションは中長期目線でホールドする

逆に、業績に大きな問題がないのに地合い悪化などで株価が大きく売られ、450〜500円近辺(PER15倍前後)まで落ちてくるような局面があれば、それは長期投資家にとっては「むしろチャンス」となり得ます。こうした「悲観ゾーン」を事前に決めておくことで、暴落時にも冷静に判断しやすくなります。

もちろん、これはあくまで一例であり、実際の投資ではあなた自身のリスク許容度・投資期間・ポートフォリオ全体のバランスを踏まえて調整してください。

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【Check Point!】900円は強気すぎず弱気すぎない「妥当なターゲット」

ディスラプターズ(6538)の2026年3月期2Q決算は、売上・利益ともに2桁成長を達成し、マーケティング事業の好調とDX事業の黒字転換がはっきりと見えた内容でした。通期経常利益に対する進捗率も71.4%と高く、現時点では業績モメンタムは明らかにプラス方向です。

一方で、下期は減益見込みであることや、競合環境の厳しさ、景気敏感なポートフォリオである点など、注意すべきポイントも存在します。

EPS30〜36円程度を前提にPER15〜30倍で評価すると、株価レンジ450〜1200円は無理のない範囲であり、その中央値である900円をターゲットとする考え方は、かなり現実的かつ合理的なシナリオと言えます。

最終的な投資判断は、あなた自身の投資スタイルとリスク許容度次第ですが、本記事の内容が「どの価格帯まで見てよいか?」を考える際の一つの物差しになれば幸いです。

※注意:投資は自己責任の元、行なって下さい。

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参考|出典

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